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生活費は毎月かかるし、教育費は一人につき大学卒業までに1,000万円かかると聞くから、簡単に仕事は辞められませんよね。
とはいえもう限界だから「大丈夫、辞めてよかったよ!」という経験者の声を探しているのではないでしょうか。
そこで本記事では
実際に私が6年悩んで辞めた体験談を
包み隠さず公開します。
具体的に悩んだ内容は…
- ただの逃げじゃないか?
- 生活費とか貯蓄プランはどう変える?
- 夫や職場に「退職したい」と打ち明けるベストタイミングはいつか?
などです。全然答えが出ず、毎朝・毎夕、通勤中にトボトボ歩きながら考えていました…。
でも! 少しずつ答えが見え始めてから行動に移した結果、後悔は一切ありません。
一方、勢いで辞めてしまうと、
- 生活費が足りないから、毎月10万円以上貯金を取り崩す
- 再就職したいのに、100社応募しても書類選考さえ通らない…
なんてリスクもあるので注意が必要です。
対策として、記事後半では お金とキャリアプアンの不安にケリをつける方法 も詳しく解説しました。
あわせてじっくり読んでくださいね。
なお「疲れたワーママが正社員として働き続けるための対策」をメインに書いた別記事もあるので、気になる方はあわせてチェックしてください。
- 会社員経験20年
(内ワーママ歴8年) - 辞めたいと思いながら6年働き続けた後、子どもが小4の4月に退職
- 現在は在宅フルタイムワーママとしてブロガー・Webライターに挑戦中
(前提)退職前の働き方
はじめに、私の会社員時代の働き方を共有しますね。
- フルタイム正社員
- 事務職
- 子ども小3
- 育児のための早出勤務制度
(勤務時間7:30-16:15)を利用
で、毎日こんな感じでした▼
- 通勤時間が長い
(片道90分) - 一人になれる自由時間がない
(往復の通勤電車と昼休みのみ) - 1日12時間以上外にいる
(引きこもり気質なのでツライ) - 朝、子どもが寝ている間に出勤する
- 帰宅後の家事育児がめちゃくちゃしんどい
こんな私が「辞めてよかった!」と思う理由を、次から詳しく紹介しますね。
ワーキングマザーが辞めてよかった理由5つ
以下5つです。
順番に紹介します。
1.仕事のストレスから解放されたから
ワーキングマザーは定時で帰るために、常に脳みそフル回転で仕事を処理しますよね。
しかも定時の1時間前にやっかいな仕事が舞い込んだりすると、
どうやって“明日やります”と調整しようかな?(汗)
と悩んだり。
私はそんな毎日がストレスで、帰りの電車に乗り込んだ瞬間グッタリ・放心状態でした。
でも仕事を辞めたら、心身ともにリラックスできる時間が増え、整体で驚かれるほどの肩こりもラクになりました。
2.通勤ストレスから解放されたから
具体的には、通勤に片道90分・往復3時間も使っていることが苦痛でした。
あなたの通勤時間は私ほど長くないとしても、無自覚でもお疲れの可能性もありますよ。
なぜなら、この後お見せするデータのように
通勤時間が30分以上になると、
幸福度が低くなる
という調査結果もあるんです▼
実際に在宅で仕事ができるようになった今は、1日の満足度が爆上がりしました。
たとえば
- 起きてすぐ仕事を始められる
- 17:00くらいまでに、その日の仕事も家事も終わる
- その後は、子どもの会話に余裕を持って対応できる
など。自分の好きなように時間をコントロールでき、ゆとりが持てて、最高に幸せです。
在宅で仕事ができるのは、ワーママ中にブログ副業を始めたことがきっかけです。
興味がある方は【ワーママ向け副業ブログの始め方|月1万を稼ぐ手順を経験者が解説】もチェックしてください。
3.親子の時間を楽しめるようになったから
具体的な過ごし方は
- 放課後の習い事送迎
- 遊びや通院の付き添い
- 勉強を見る
など普通のことばかりです。
でも、関わる回数と少しの会話が増えただけで、成長がより身近に感じられて楽しいです。
数字的には、一緒の時間が2倍以上に増えました▼
辞める前 | 辞めた後 | |
---|---|---|
朝 | 0分 | 1.5時間 |
夜 | 3時間 | 5時間 |
計 | 3時間 | 6.5時間 |
4.平日昼間の自由時間ができたから
周りへの気遣いや休暇申請が不要で、
- ちょっと気分転換に散歩
- ちょっと忘れてた買い物
- 急な通院
みたいに気軽に外出できることが幸せです。
逆に「今まで自分、どれだけ窮屈だったんだ」とも思いますが笑
これまで頑張ったご褒美として、ありがたく満喫しています。
5.自分と向き合う時間が作れるから
具体的には
- 将来のキャリアプラン
- 本当に自分がやりたい仕事
- 将来の目標
- それらに関する勉強
などを考えたり、小さく行動したりする時間です。
仕事と育児に追われていると、こんな時間は永遠に来ませんでした。
ちょっと時間ができても、そんな重いことに使えるエネルギーは残っていなかったからです。
でも私にはこういう時間が必要なので、辞めてよかったです。
以上5つ、1つでも決断の参考になったら嬉しいです。
ワーキングマザーの退職の決め手3つ
ワーキングマザーが辞めるかどうかは本当に悩ましい。
にもかかわらず、決断した人の決め手は何だったのか?私の体験談で解説しますね。
順番に見ていきます。
1.家庭との両立が限界だったから
さらに詳しくいうと、以下2段階で限界を感じました。
今まで超ホワイト・在宅勤務たった夫が、長時間労働・激務の部署に異動になりました。
すると以下のように、夫担当の家事育児が難しくなりました▼
異動前 | 異動後 | |
---|---|---|
7:00〜 | 子どもが登校するまでの世話 | 7:00前出社なのでムリ |
16:00〜 | (別室で仕事をしてるが) | 子を一人で留守番させない23:00帰宅だからムリ |
18:00〜 | ミールキットで夕飯作り | 同上 |
子ども一人の時間が増えすぎるので、
私が退職を検討するキッカケになりました。
これまでは1時間半の早出・早あがり制度を使ったうえで、夜は18:00に帰宅できていました。
ただしこの制度が使えるのは、子どもが小3まで。
つまり小4からは、以下のように生活を変える必要がありました▼
小4からの生活 | |
---|---|
朝 | (子どもと同時に家を出れるのは◎) | 7:30に家を出る
夜 | 19:30まで子を学童に預ける |
20:00頃帰宅 | |
そこからワンオペで家事・育児 |
どう考えても、子も私も不幸になりそうだったので、
本気で「辞めるしかない」と思うようになりました。
2.子ども過ごす時間を増やしたいから
退職の決め手になる、具体的なエピソードが1つあります。
会社員時代、私が子どもの顔を見れるのは「帰宅後の18:00〜寝るまでの3時間だけ」でした。
にもかかわらず自分の疲れから、その貴重な時間を全然大事にできなくて。
それでもなお、子どもはよく
- 18:00前から、窓の外を見続ける
- 私が帰って来る姿を遠くに見つけたら「ママー!」と笑顔で走って外まで出迎えてくれる
をしてくれたんです。
走って抱きついてくれる瞬間は、自分を必要としてくれている嬉しさがこみ上げて、
- もっと一緒に過ごせればお互い幸せだろうなあ
- 子どもと過ごす時間を増やせば、親離れ後も私が後悔しないだろうなあ
と言う考えが消えなくなりました。
この後、実際に円満退職に向けて動き始めました。
詳しい流れをすぐに知りたい方は、こちらにジャンプしてください。
3.会社に魅力を感じられなくなったから
具体的には、以下のように「人が会社に魅力を感じる要素の4P」というものがありまして…▼
- 企業理念(Philosophy)
- 業界・職種(Professional)
- 協働する人(People)
- 待遇(Privilage)
自分が重視するPが
- 「満たされないとわかった時」 または
- 「より高いレベルを満たしたい時」
が「つまり会社に魅力を感じない」ことになります。
私の場合は以下のように、長年の変化で4Pが満たされなくなり、辞めようと思いました。
4P | 就活中〜 就職10年目くらい | 15年目以降 |
---|---|---|
企業理念 (Philosophy) | ||
業界・職種 (Professional) | ||
協働する人 (People) | ||
待遇 (Privilage) |
ワーキングマザーが辞めた後の日常イメージ
思い切って退職した後は、生活がガラっと変わります。
参考に私の場合を、3パターンで紹介しますね。
\タップで切り替わります/
比較的、自由時間が多いです▼
理由は「小4になったら子どもだけで公園に遊びに行くようになったから」です。
まだ親の付き添いが必要な年齢なら、自由時間はすべて「育児」になるかなと思います。。
ツライ方は、意識して自分の自由時間を確保してください。
あなたにとって「こんな生活良いな〜」と思えるか?の参考になったら幸いです。
ワーキングマザーが退職を後悔する瞬間とその対策
退職を後悔しないために、辞めた後の色んな可能性を把握しておきましょう。
私の体験とSNSから、ワーママが退職を後悔する場面は以下4つが多いと考えます。
順番に説明します。
世帯収入が減る
シンプルに妻の給料分、世帯収入が半分になる!というご家庭もあるのではないでしょうか。
実際私も、今の収入(駆け出しフリーランス)は、会社員時代には全然及びません。
正直「ずっとこのままだったらどうしよう」という不安がいつもあります。
(一応対策済みですが、感情的な不安が残っています)
対策は以下3ステップです。
致命的なダメージが出ないように調整・準備する
「致命的」は人それぞれですが…私だったら
✔貯金を切り崩してゼロになる
✔身内/銀行/消費者金融に借金をする
です。
やり方は、ネットで調べればわかります。
とはいえ…!
忙しいワーママが実際に取り組むのは大変だし、仮に頑張ってやってみても、素人には正解がよくわからなくて不安になるかもしれません。
そこでおすすめは、プロ(FP)への相談になります。
私は2つのサービスを試した結果、マネーキャリアをおすすめします▼
準備の負担が100万円単位で変わる可能性もあるので、ぜひ早めに活用してください。
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将来のキャリアが見えない
もしあなたが退職後のキャリアを考えずに辞めると、少し落ち着いた頃に
- このまま一生主婦でいいのかな?
- 再就職するとしたらいつ頃がいいのかな?
- 会社員はもうイヤだから、フリーランスや起業はどうかな?
など新たな悩みが出るかもしれません。
対策
以下2ステップと考えます。
選択肢も正解もたくさんありますが…
問題は
キャリアの悩みは、
整理すべき内容が難しいし、多すぎる
だと思っています。
でも忙しくて余裕がないのに、考えの整理なんてムリですよね。しかも、一人で考えると方向性がズレてしまう恐れもあります。
ならば、時間や気力をムダにせずに済むように、専門家に無料で相談できるサービスを活用してください。
私のおすすめは「ミートキャリア」です。
ワーママ層の利用者がメインの、心強いサービスですよ▼
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社会との関わりが減る
今まで多くの人と関わりながら、必死で働いてきました。
それが急に家庭だけの生活になると、孤独を感じるかもしれません。
対策
社会と適度に繋がっていれば、気持ちが満たされるかな、と考えます。
そこで私の経験から、以下2つの例を紹介します。
- 小学校や幼稚園のPTA
- フリマアプリで不用品販売
(未就園児のママ向け)
\タップで切り替わります/
PTA、私は退職と同時にくじ引きで決まり、1年間やりました。
(正直イヤイヤでしたが笑)
おすすめポイントは以下2つです▼
- 関わる人が多種多様
・地域の方
・学校の先生
・PTA役員
・PTA仲間のママ友
・子どもたち など - 仕事で培った能力が活かせる
(調整、提案、リーダーシップなど)
以上から、社会に役立つ実感がある、ほどよいタスクになるかもしれません!
上記のサンプルが「けっこういいかも?」と思えたら、ぜひ候補にしてください。
家事や育児の負担が増えた
退職後は、夫が担当していた分の家事や育児を引き取って頑張る人も多いと思います。
それが自分の意思なら良いのですが、イヤイヤ頑張ると退職の後悔につながります。
対策は以下2つ
- ムリのない範囲でやる
- 夫との分担は、お互いのちょうどいいバランスを話し合う
と考えます。
家事・育児も立派な労働なので、休む権利をしっかり確保して欲しいです。
ワーキングマザー辞めてよかった!私が円満退職するまでにやったこと
関係者と揉めずに、スムーズに辞めたい!と思った方に向けて、私が具体的に行ったことを紹介しますね。
- 夫
- 子ども
- 職場の上司
- 職場の同僚
辞める1年前から準備して、年度末(3月31日)に気まずさゼロで退職しました。
毎年5月にある、上司との面談日が最適と判断しました。
そこで「約1年後の3月31日で辞める」と言いたかったからです。
4月の間に、夫に辞めたいことを相談・OKをもらう作戦を考えて、実行しました。
- いつ話す?
- どうやってわかりやすく説明してOKもらう?
・いつやめる?
・なぜやめる?
・生活費負担はどうするつもり? など…
自分的にはここが一番の難所でした。
事前に何度もシミュレーションもしました笑。
もし同じように悩んだり、詳しく知りたい方は、問い合わせフォームからご連絡ください。
私で良ければご相談に乗ります!
「夫とも相談し、3月31日で辞める」旨を報告しました。
- 「上司了解済みですが、3月31日で辞めます。」
- 「引き継ぎは、後の人に迷惑がかからないように、しっかりやります」
と報告しました。
「ママ3月で会社辞めるよ!」と言いました。
ここが一番嬉しかったです!
業務の合間に、せっせと作りました。
退職までの余裕があって、周りにも公表できていると、だいぶやりやすいです。
ポイントは、上司・同僚に数回レビューしてもらったことです。
正直面倒でしたが…笑
後から問い合わせやクレームがこないように、しっかりやりました!
数時間使って、プレゼン形式で説明しました。
お菓子を配る人、回る順など計画的に、無駄なく挨拶を済ませました。
この体験談が、あなたにとって少しでも参考になれば幸いです。
やっぱり辞めない人が毎日の負担を減らす方法
ここまで読んで、やっぱり辞めない!と決めた人もいると思います。
それなら以下6つを実践して、あなたの「仕事と家庭、両方の負担」を減らして欲しいです。
- 時間管理を徹底する
- 家事代行サービスや育児サービスを利用する
- 家族や周囲に協力を求める
- 職場に理解を求める
- 自分のペースで仕事をする(完璧を目指さない、生産性を上げるなど)
- ストレス解消法を見つける
理由は、一度は「辞めてよかった」を検索したあなたが、これ以上頑張るのはムリがあるのでは?と考えるからです。
記事が長くなりすぎるので、これ以上は書きませんが、
さらに詳しく知りたい方は、以下記事をお読みください▼
まとめ|ワーキングマザー辞めてよかった!正社員歴20年の私のリアル体験談
いかがでしたでしょうか。
本記事では
をメインに、私の実体験をふまえて解説しました。
ワーママが退職を悩むのは当然のことです。
決めるのに時間がかかるかもしれませんが、この記事が少しでもあなたのお役に立ったら嬉しいです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。