- ワーママを退職したいけどリスクが気になる
- ワーママを退職した場合のお金が心配
- ワーママを退職してよかったと思っている人の体験談が聞きたい
仕事と育児の両立に悩むワーママにとって、退職は大きな決断ですよね。
周囲から「辞めるのはもったいない」と言われることもあり、不安になる方も多いのではないでしょうか。
私は実際にワーママとして働いた後、退職を決断した経験者です。
現在は在宅フリーランスとして金融ライターをしながら、FP2級の資格を活かして家計管理や資産運用について発信しています。
「退職は本当に正解だったのか?」
「収入が減る不安はどう乗り越えたのか?」
そんな疑問を持つ方に向けて、私の体験をもとに、ワーママの退職についてリアルな視点で解説します!
この記事では、ワーママが退職を考える理由やメリット・デメリット、退職後の生活を安定させるための工夫を紹介します。
「ワーママの退職はもったいない」という言葉に惑わされず、本当に納得できる選択をするためのヒントをお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

いくら
- 在宅フルタイムの金融系Webライター
- FP2級
- 会社員経験20年
(内ワーママ歴8年) - 子は11歳
- 会社を辞めたいと思いながら長年働き続け
2023年3月にやっと退職
「疲れたワーママが正社員として働き続けるための対策」をメインに書いた別記事もあるので、気になる方はあわせてチェックしてください。
ワーママが退職をもったいないと感じる理由
退職を考えても、「辞めたら後悔するかもしれない」と不安になりますよね。
仕事を続けることで得られる収入やキャリアの安定を手放す決断は簡単ではありません。
特に、周囲から「せっかく頑張ってきたのにもったいない」と言われると、余計に悩んでしまうものです。
ワーママが退職を「もったいない」と感じる理由として、次の4つが挙げられます。
- 収入が減る不安が大きいから
- キャリアが途切れそうだから
- 正社員の福利厚生や社会保障を手放したくないから
- 周囲から「もったいない」と言われることが気になるから
収入が減る不安が大きいから
仕事を辞めることで、家計にどれくらいの影響があるのかは大きな懸念点です。
仮に世帯収入が3〜5割減るすると、今までと同じ生活を維持できるのか不安になりますよね。
特に気がかりなのは、子どもの教育費や住宅ローンなどの固定費でしょう。
しかし、退職前にしっかり準備をすれば、無理なく生活できる可能性もあります。
例えば、退職前に生活費を試算して無駄を見直すことで、家計の負担を軽くすることができます。
退職後の家計管理で意識したいこと | 具体的な工夫 |
---|---|
固定費の見直し | 住宅ローンの借り換え、通信費の削減 |
生活費の調整 | 食費・外食費を減らし、家計簿をつける |
収入を補う | 副業や在宅ワークに挑戦する |
収入が減ることへの不安を少しでも和らげるためには、事前のシミュレーションが大切です。
キャリアが途切れそうだから
仕事を辞めると、一度キャリアが途切れてしまうのではないかと不安になりますよね。
特に、長年続けてきた仕事を辞める場合、もう同じ職種に戻れないのでは?という心配があるかもしれません。
実際に、ブランクができると正社員として再就職しにくくなる職種もあります。

私もそういう職種でした。
しかし、キャリアが完全に途切れるわけではなく、退職後の行動次第で新しい道を作ることも可能です。
たとえば、以下のような方法でキャリアの空白をできるだけ小さくすることができます。
退職後のキャリア対策 | 具体的な方法 |
---|---|
スキルアップ | オンライン講座や資格取得に挑戦する |
収入の確保 | 副業やフリーランスを始める |
人脈作り | 元同僚や転職エージェントとつながる |
キャリアが途切れることを不安に思うのは当然ですが、新しい働き方や選択肢を考えるチャンスでもありますよ。
正社員の福利厚生や社会保障を手放したくないから
正社員で働いていると、会社の健康保険や厚生年金、退職金など、さまざまな福利厚生を受けることができますよね。
しかし、退職するとそれらを手放すことになり、特に将来の年金や医療費の負担が気になる方も多いでしょう。
例えば、厚生年金がなくなることで、老後に受け取れる年金額が減ってしまう可能性があります。
また、会社の健康保険から国民健康保険に切り替わると、保険料が高くなることもあるため、負担を抑える方法を考えることが大切です。
そこで、退職後に社会保障の変化に備えるために、以下のような対策を検討してみましょう。
退職後に備えるための工夫 | 具体的な方法 |
---|---|
健康保険の見直し | 配偶者の扶養に入る、国民健康保険の試算をする |
老後の資産形成 | iDeCoや積立NISAで積み立てる |
退職金の活用 | 計画的に貯蓄・運用し、老後資金を確保する |
福利厚生や社会保障を手放すことに不安を感じるのは自然なことですが、準備次第でカバーできる部分も多いです。



私の場合は、無料FP相談のライフプランシミュレーションが役に立ちました!


周囲から「もったいない」と言われることが気になるから
仕事を辞めることを考えたとき、周囲の反応が気になることはありませんか?
「せっかく正社員で働いているのにもったいない」「辞めたら再就職が難しくなるよ」と言われると、不安になってしまいますよね。
渡しの場合は、長く働き続けた経験がある義母から「辞めちゃダメよ」と何度も言われたり、専業主婦の友人からも「辞めるなんてもったいない」と言われ、かなり悩んでしまいました。
しかし、大切なのは「他人がどう思うか」ではなく、「自分がどうしたいか」です。
周囲の意見を聞くことは大切ですが、それが必ずしも自分に合っているとは限りません。
そこで、他人の意見に流されず、自分にとって納得できる選択をするために、以下のようなポイントを意識してみましょう。
周囲の意見に振り回されないためのポイント | 具体的な対策 |
---|---|
他人の価値観を押し付けられない | 「私には私の考えがある」と割り切る |
「もったいない」の本当の意味を考える | 収入、キャリア、社会保障のどれを指しているか整理する |
退職後のビジョンを明確にする | 新しい働き方やライフスタイルを考えておく |
「もったいない」と言われることに揺れるのは自然なことですが、大切なのは「自分が納得できる選択」をすることです。
ワーママが退職するメリット
仕事を辞めることには不安もありますが、退職によって得られるメリットもたくさんあります。
「家事や育児にもっと時間を使いたい」「仕事のストレスから解放されたい」と思うことはありませんか?
ワーママが退職することで得られる主なメリットは、次の4つです。
- 家事や育児にしっかり時間を使える
- 仕事のストレスやプレッシャーから解放される
- 自分のペースで働ける新しい選択肢が広がる
- 心のゆとりが持てる
順番に説明します。
家事や育児にしっかり時間を使える
仕事をしていると、どうしても家事や育児に使える時間が限られてしまいますよね。
「子どもの話をもっと聞いてあげたい」「学校から帰ってきたときに笑顔で迎えたい」と思っても、仕事の忙しさに追われてなかなか実現できないこともあります。
退職することで、家事や育児に時間をかけられるようになり、生活に余裕が生まれます。
例えば、次のような変化を実感することができるでしょう。
- 子どもが帰宅したときに「おかえり」と迎えられる
- じっくり子どもの話を聞き、成長を見守ることができる
- 夕飯の準備が苦痛ではなくなる
退職後の時間の使い方 | 具体的な変化 |
---|---|
子どもとの関わり | 帰宅時に迎えたり、話をじっくり聞ける |
家事の余裕 | 気になる場所の掃除をすぐにできる |
生活リズム | 朝晩のバタバタが減り、ゆとりができる |
家族と過ごす時間を大切にできるのは、退職の大きなメリットのひとつです。
仕事のストレスやプレッシャーから解放される
仕事と育児の両立は、時間的な負担だけでなく、精神的なストレスも大きいですよね。
例えば私のストレスは、以下でした。
「勤務地が遠く、朝子どもが寝ているうちに出勤しなければならない」
「仕事の帰りが遅くなり、玄関で子どもが走って迎えにきてくれるのを見ると申し訳なくなる」
こうした日々のプレッシャーが積み重なり、「このままでいいのかな?」と悩むワーママも多いのではないでしょうか。
退職することで、こうしたストレスから解放され、心に余裕が生まれることがあります。
たとえば、以下のような変化を実感できるでしょう。
退職後に感じるストレスの軽減 | 具体的な変化 |
---|---|
朝の余裕 | 子どもをしっかり見送れる |
家族との時間 | 焦らず子どもと向き合える |
精神的な負担 | 仕事のプレッシャーや人間関係のストレスがなくなる |
もちろん、退職すれば別の悩みが出てくることもありますが、日々のストレスを減らし、家族との時間を大切にできるのは、大きなメリットです。
自分のペースで働ける選択肢が生まれる
退職することは、新しい働き方を見つけるチャンスにもなりますよね。
これまでフルタイムで時間に追われながら働いてきたワーママも、退職後は自分のペースに合った働き方を選ぶことができます。
例えば、次のような選択肢があります。
退職後の働き方の選択肢 | 具体的な例 |
---|---|
負担を減らして働く | パートや時短勤務で無理なく働く |
柔軟な働き方をする | フリーランスや在宅ワークを選ぶ |
新しいスキルを習得 | 副業やオンライン学習を活用する |
「仕事=会社勤め」という固定観念を手放すことで、より柔軟な働き方ができる可能性が広がります。
大切なのは、自分のペースで働くことができる環境を整えること。
「会社を辞める=キャリアの終わり」ではなく、「新しい働き方を見つけるスタート」だと考えれば、ポジティブに前を向くことができますよ。
心のゆとりが持てる
仕事と育児を両立していると、1日があっという間に過ぎてしまいますよね。
朝は慌ただしく家を出て、仕事が終わったら急いで帰宅。子どもの世話をしながら家事をこなして、気がつけば夜…。「今日も自分の時間はなかったな」と感じることも多いのではないでしょうか。
退職することで時間の余裕が生まれ、心にもゆとりを持つことができます。
例えば、次のような変化を実感できるでしょう。
退職後に感じる心のゆとり | 具体的な変化 |
---|---|
朝の時間 | 子どもと落ち着いて朝食をとれる |
夕方の時間 | 子どもが帰宅したときに笑顔で迎えられる |
生活の整え方 | ・気になった場所の掃除をすぐにできる ・夕飯作りが苦痛ではなくなる |
仕事をしていたときは「とにかく毎日を回すこと」に必死だったかもしれませんが、退職することで、自分や家族のための時間を意識的に持てるようになりますよ。
ワーママが退職するデメリット
退職にはメリットがある一方で、デメリットも無視できません。
「収入が減るのが不安」「再就職がうまくいかなかったらどうしよう」と考える方も多いのではないでしょうか。
実際に、退職したあとに「こんなはずじゃなかった」と感じるケースもあるため、デメリットを理解したうえで決断することが大切です。
ここでは、ワーママが退職することで直面しやすいデメリットについて詳しく解説します。
- 収入が減る
- 再就職が難しくなる可能性がある
- 社会とのつながりが薄れる
- 退職を後悔する可能性がある
順番に説明します。
収入が減る
退職すると、これまでの収入がなくなり、世帯収入が大幅に減ることになります。
仮に世帯収入が3〜5割減るとすると、生活費の見直しが必要になるかもしれません。
「子どもの教育費をどうするか」「住宅ローンの支払いは大丈夫か」など、具体的な支出を考えると、不安になることもありますよね。
ただし、収入が減ることを前提に、事前に対策をしておけば、影響を最小限に抑えることも可能です。
例えば、次のような方法で家計を見直すことができます。
退職後に意識したい家計管理 | 具体的な工夫 |
---|---|
固定費の見直し | 住宅ローンの借り換え、通信費の削減 |
生活費の調整 | 外食を控え、家計簿をつける |
収入を補う | 在宅ワークや副業を活用する |
収入が減ることを不安に感じるのは当然ですが、計画的に対策を立てておけば、無理なく生活することもできますよ。
再就職が難しくなる可能性がある
仕事を辞めるシミュレーションをすると、「もう正社員には戻れないかもしれない」と不安を感じることはありませんか?
特に、長く仕事から離れると、再就職の難易度が上がることがあります。
例えば、次のような理由で再就職が難しくなる可能性があります。
- ブランクがあると、即戦力として採用されにくくなる
- 以前と同じ給与や待遇での再就職が難しくなる
- 年齢が上がることで、選べる求人が減ることがある
しかし、退職後に適切な準備をしておけば、再就職の可能性を広げることは十分に可能です。
例えば、次のような方法で再就職に備えることができます。
再就職に向けた準備 | 具体的な方法 |
---|---|
スキルアップ | 資格取得やオンライン学習を活用する |
仕事の感覚を維持 | 副業や在宅ワークを続ける |
求人情報のリサーチ | 転職サイトやエージェントで市場をチェック |
退職後も「働く選択肢」を意識しておけば、ブランクの影響を最小限に抑えることができますよ。
社会とのつながりが薄れる
仕事を辞めると、職場での人間関係がなくなり、社会との接点が減る人が多いでしょう。
「これまで毎日職場の人と話していたのに、急に交流がなくなった」
「社会とつながっている実感がなくなり、なんとなく焦りを感じる」
そんなふうに、退職後に孤独を感じることもあるかもしれません。
特に、仕事を通じて得ていた「社会的な役割」や「成長の機会」がなくなると、自分の存在意義に不安を覚えることもあります。
しかし、意識的に行動すれば、仕事を辞めても社会とのつながりを維持することは可能です。
例えば、次のような方法で、新しいつながりを作ることができます。
社会とのつながりを維持する方法 | 具体的な行動 |
---|---|
地域のつながり | ママ友や地域イベントに参加する |
仕事を続ける | 副業や在宅ワークで社会と関わる |
新しいつながりを作る | 趣味のサークルや習い事を始める |
「仕事を辞める=社会とのつながりを失う」ではなく、新しい形で社会と関わる方法を見つけることが大切ですよ。
退職を後悔する可能性がある
「仕事を辞めなければよかった…」と感じることがあるかもしれません。
退職を決めたときは納得していたとしても、状況が変わると気持ちが揺らぐこともあるでしょう。
例えば、次のような場面で「やっぱり辞めないほうがよかったかな」と思うことがあるかもしれません。
- 退職後の生活費を試算したら、思っていたよりも家計の負担が大きかった
- 子どもが成長したあと「もう一度働きたい」と思ったが、希望の仕事が見つからなかった
- 老後の年金を試算したら、思ったよりも少なく、将来の不安が大きくなった
ただし、後悔しないための準備をしておけば、不安を軽減することは可能です。
例えば、次のような対策を取ることで、納得のいく決断をすることができます。
退職後に後悔しないための準備 | 具体的な対策 |
---|---|
生活費のシミュレーション | 退職後の家計を試算し、無理のない計画を立てる |
仕事の選択肢を確保 | 副業やスキルアップを進め、再就職の可能性を持つ |
老後の資金対策 | 年金や貯蓄を見直し、不安を減らす |
退職は人生の大きな決断ですが、事前にしっかり準備しておくことで「辞めてよかった!」と思える選択になりますよ。
ワーママが退職後のお金の不安を解決する方法
退職後の生活で一番気になるのは「お金の問題」ではないでしょうか?
「収入が減ることで生活に支障が出ないかな?」
「家計が苦しくなったらどうしよう…」
このような不安を感じるのは当然のことですが、事前にしっかり対策を立てておけば、安心して退職後の生活を送ることができます。
ここでは、ワーママが退職後の金銭面の不安を軽減するためにできることを紹介します。
- 退職前に家計を見直す
- 退職後の生活費をシミュレーションする
- 収入を補う方法を見つける
- 貯蓄や投資を活用する
順番に説明します。
退職前に家計を見直す
退職後の生活を安定させるためには、まず家計の見直しが重要です。
特に、毎月の固定費(家賃・ローン・保険料など)や食費、外食費を見直すことで、支出を大きく削減できることもあります。
例えば、次のような工夫をすると、無理なく家計を改善できます。
家計を見直すポイント | 具体的な方法 |
---|---|
食費の削減 | 外食を減らし、計画的な買い物をする |
光熱費の節約 | ・契約会社・プランの見直し ・省エネ家電を活用する |
固定費の見直し | 住宅ローンや保険料を見直し、無駄な支出を削減する |
ちょっとした工夫を積み重ねることで、無理なく生活費を抑えることができますよ。
自分だけで家計を見直すのが難しいと感じる方は、無料のFP相談を活用するのも一案です。
退職後の生活費をシミュレーションする
退職後の生活を安心して過ごすためには、どのくらいの支出が必要なのかを具体的に把握しておくことが大切です。
「収入が減るけれど、今の生活を続けられるのか?」
「節約しながら無理のない生活をするには、どこを見直せばいいのか?」
こうした疑問をクリアにするために、退職後の生活費を試算してみましょう。
生活費の見直しポイント
まずは、現在の支出を整理し、削減できる部分と維持する部分を明確にします。
生活費の項目 | 具体的な内容 | 見直しのポイント |
---|---|---|
住宅費 | 家賃、ローン、管理費 | ローンの借り換え、固定費の調整 |
食費 | 食材費、外食費 | 自炊の頻度を増やし、まとめ買いを活用 |
光熱費 | 電気・ガス・水道 | 省エネ家電の活用、契約プランの見直し |
教育費 | 習い事、学費 | 本当に必要な習い事を見極める |
娯楽費 | レジャー、外出費 | 節約しながら楽しめる方法を考える |
また、生活費のシミュレーションを行う際には、「必要最低限の金額」と「ゆとりを持った金額」を試算すると、現実的な計画を立てやすくなります。
- 最低限必要な生活費:固定費と最低限の生活費を合計した金額
- ゆとりを持った生活費:無理なく暮らせる金額
この2つを把握しておくことで、どこを節約するべきか、どれくらいの収入が必要かが明確になりますよ。
収入を補う方法を見つける
退職後の生活費を試算したら、次に考えたいのが「どうやって収入を補うか」ということですよね。
「専業主婦になるのもいいけれど、少しでも収入があれば安心」
「働きすぎず、無理のない範囲でお金を稼ぎたい」
そんなふうに考えるワーママも多いのではないでしょうか?
収入を補う方法には、さまざまな選択肢があります。
収入を補う方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
パート・アルバイト | 一定の収入が得られる | 勤務時間の制約がある |
フリーランス・在宅ワーク | 時間や場所に縛られず働ける | 収入が安定しにくい |
副業・投資 | すき間時間で収入を得られる | 成果が出るまで時間がかかる |
自分のライフスタイルに合った働き方を見つけることで、無理なく家計をサポートすることができます。
また、在宅ワークのスキルを身につけておくと、育児と両立しやすくなるので、退職前に準備を進めておくのもおすすめですよ。
貯蓄や投資を活用する
退職後の生活を安定させるためには、貯蓄や投資を上手に活用することも大切です。
「収入が減る分、貯蓄を取り崩していくしかないのかな…」
「退職後も将来のために資産形成を続けられる方法はある?」
そんな不安を感じるワーママも多いのではないでしょうか?
退職後の家計を安定させるために、次のような方法を取り入れてみましょう。
貯蓄や投資の活用方法 | メリット | 注意点 |
---|---|---|
計画的な貯蓄 | 必要な生活費を確保できる | 収入が減るため計画的な管理が必要 |
投資(積立NISA・iDeCo) | 老後資金を増やせる | 元本割れのリスクがある |
無理のない資産運用 | 退職後も継続できる | 生活費を圧迫しない範囲で行う |



私はぜんぶやっています!
貯蓄を計画的に活用しながら、無理のない範囲で投資を継続することで、収入が減っても長期的に家計を安定させることが可能です。
退職後も、将来に備えた資産形成を続けるために、自分に合った方法を考えてみましょう。
ワーママが無理なく働き続けるための選択肢
「仕事を辞めるか迷っているけれど、できるなら続けたい」
「育児と両立しやすい働き方を知りたい」
そんなふうに悩んでいるワーママも多いのではないでしょうか?
退職する前に、今の仕事を続けるための工夫や、より柔軟な働き方を探ることで、無理なく働き続ける道が見えてくるかもしれません。
ここでは、ワーママが仕事を続けるための4つの選択肢を紹介します。
- 時短勤務やフレックスタイム制度を活用する
- 在宅ワークやリモートワークの可能性を探る
- より柔軟な働き方ができる職場を選ぶ
- 家事育児の負担を減らす工夫をする
順番に説明します。
時短勤務やフレックスタイム制度を活用する
現在の職場で時短勤務やフレックスタイム制度を利用できる場合は、活用するのもひとつの方法です。
「フルタイム勤務が負担になってきたけれど、仕事は続けたい」
そんなとき、勤務時間を調整することで、育児との両立がしやすくなる可能性があります。
ただし、会社によっては子どもの年齢が上がると時短制度が利用できなくなることもあるため、長期的な働き方を考えておくことも大切です。
制度の種類 | メリット | 注意点 |
---|---|---|
時短勤務 | 勤務時間を短縮し、育児と両立しやすい | 収入が減る可能性がある |
フレックスタイム | 出社・退社時間を柔軟に調整できる | 業務内容によって利用しにくい場合もある |
在宅ワークやリモートワークの可能性を探る
「通勤がなくなれば、もっと家事や育児と両立しやすいのに…」
「仕事を続けたいけど、もっと柔軟に働ける方法があればいいな」
そんなワーママにとって、在宅ワークやリモートワークは魅力的な選択肢のひとつです。
リモートワークが可能な職場なら、通勤時間がなくなり、子どもとの時間を増やせるというメリットがあります。
例えば、在宅ワークには以下のようなメリットがあります。
- 通勤時間がゼロになり、朝夕のバタバタが減る
- 仕事の合間に家事をこなせるため、家庭との両立がしやすい
- 柔軟なスケジュールで働くことができる
一方で、在宅ワークにはデメリットもあります。
- 仕事とプライベートの境界が曖昧になりやすい
- 職種によってはリモートワークが難しい場合もある
- 職場の人とのコミュニケーションが減り、孤独を感じることがある
リモートワークを取り入れたい場合、現在の職場で制度があるか確認し、部分的にでも導入できるか相談してみるのもおすすめです。
また、フリーランスや副業など、完全在宅でできる仕事を探すことも選択肢のひとつですよ。
より柔軟な働き方ができる職場を選ぶ
「今の職場では時短勤務やリモートワークが難しい…」
「もう少し育児と両立しやすい職場に転職したい」
そんな場合は、より柔軟な働き方ができる職場への転職を検討するのもひとつの方法です。
ワーママが働きやすい職場には、次のような特徴があります。
- 時短勤務やフレックスタイムが利用できる
- リモートワークや在宅勤務が可能
- ワーママの在籍率が高く、育児と両立しやすい環境が整っている
また、転職以外にも以下のような選択肢を考えることができます。
- パートや契約社員として働く:フルタイムの負担を減らしながら仕事を続ける
- フリーランスや副業を始める:時間や場所に縛られず、自分のペースで働く
柔軟な働き方の選択肢 | メリット | デメリット |
---|---|---|
時短勤務の職場へ転職 | 育児と両立しやすい | 求人が限られる場合がある |
リモートワークOKの仕事 | 通勤時間がなく、柔軟に働ける | 職種によっては選択肢が少ない |
パート・契約社員 | 負担を減らしながら働ける | 収入が安定しにくいことも |
フリーランス・副業 | 自分のペースで働ける | 収入が軌道に乗るまで時間がかかる |
今の職場にこだわる必要はなく、より働きやすい環境を探すことで、ワーママとしての負担を減らすことができます。
転職エージェントの1つに、時短正社員に特化した「リアルミーキャリア」という会社があるので
- まずは登録
- どういう仕事が紹介されるのか?を確認
がおすすめです。
登録するのが遅くなると、年齢が理由で紹介件数が少なくなる可能性もあります。
だから今すぐ無料登録だけでもして、自分の市場価値を確かめてみることをおすすめします。
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家事育児の負担を減らす
仕事と育児を両立するだけでも大変なのに、さらに家事まで完璧にこなそうとすると心が折れそうになりますよね。
「仕事から帰ってすぐ夕食作り…もっと楽にならないかな?」
「家事に追われて子どもと向き合う時間が取れない…」
そんな悩みを抱えるワーママは多いのではないでしょうか?
少しでも負担を減らすために、次のような工夫を取り入れてみるのもおすすめです。
家事育児の負担を減らす方法 | メリット |
---|---|
家事代行サービスの活用 | 掃除や料理の時間を大幅に削減できる |
時短家電の導入 | 家事にかかる手間を減らし、自由な時間を作れる |
ネットスーパー・宅配の利用 | 買い物に行く手間がなくなり、時間の節約につながる |
家族との分担 | ひとりで抱え込まず、家族と協力できる |
私の場合は、「買い物は日用品・食材含めてネット一択!」と決めるだけで、買い物のストレスが大幅に減りました。
少しずつ家事や育児の負担を軽くする工夫を取り入れて、仕事との両立を無理なく続けられる環境を整えていきましょう。
ワーママのやめどきは?実際に退職してよかったワーママの体験談
「仕事を辞めるなんてもったいない」
「正社員を手放したら、もう戻れないよ」
そんな言葉をかけられながらも、私は退職を決断しました。
仕事と育児の両立がつらくなり、子どもとの時間を優先したいと思ったからです。
ここでは、私が退職を決めた理由や、退職後に感じた変化についてお話しします。
- 退職の決断をした理由とその後の変化
- 退職して後悔したこと・良かったこと
- 退職後の新しい働き方やキャリアの可能性
- 退職を考えているワーママへのアドバイス
順番に説明します。
退職の決断をした理由とその後の変化
私が退職を決めた一番の理由は、育児と仕事の両立がつらくなったからです。
勤務地が遠く、朝は子どもが寝ているうちに出勤。
帰宅すると、玄関で子どもが走って迎えにきてくれる。
その姿を見て、「本当はもっと子どものそばにいたい」と思う気持ちが強くなりました。
また、仕事のプレッシャーやストレスも重なり、「このまま続けるのは無理かもしれない」と感じるように…。
退職を決断したとき、義母には「辞めちゃダメよ」と何度も言われ、専業主婦の友人からも「せっかく正社員なのにもったいない」と言われました。
でも、私は「自分が納得できる道を選びたい」と思い、退職を決めました。
退職して後悔したこと・良かったこと
退職して後悔したことは、正直ありません。
もちろん、収入が減ることに対する不安はありました。
でも、家計を見直し、毎月いくらまでなら使っても大丈夫化を可視化することで、安心してやりくりできるようになりました。
退職して良かったと感じたのは、次のようなことです。
- 子どもの話をたくさん聞けるようになった
- 学校から帰ってきたときに「おかえり」と迎えられるようになった
- 気になった場所をすぐに掃除できるようになり、家の中がスッキリした
退職したことで、仕事に追われる日々から解放され、「家族との時間を大切にできる幸せ」を実感しています。
退職後の新しい働き方やキャリアの可能性
「仕事を辞めたら、もう正社員には戻れないかもしれない」
そんな不安もありましたが、私は自分のペースでできる働き方を見つけることにしました。
- 会社員時代からのブログを継続し、収入を得る方法を模索
- 在宅でできる仕事(ライティング)を始める
- いままでどおりの投資信託を継続し、将来の資産形成も考えている
仕事を辞めたからといって、キャリアが終わるわけではありません。
むしろ、「自分に合った働き方を選べる自由」があると感じています。


退職を考えているワーママへのアドバイス
もし「仕事を辞めたいけれど、不安で決断できない」と悩んでいるなら、退職後の生活をシミュレーションしてみることをおすすめします。
私は、退職前に夫と話し合い、「生活費の負担割合は今までどおりで、足りない分は自分の貯蓄でやりくりする」という条件で退職OKをもらいました。
また、家計を見直し、無駄な支出(特に外食費)を削減することで、安心して退職に踏み切れました。
そして何より大事なのは、「自分が納得できる選択をすること」。
「もったいない」と言われても、自分の人生を決めるのは他の誰でもなく、自分自身です。
私は退職して、心のゆとりを取り戻すことができました。
「辞めてよかった」と思えるのは、事前にしっかり準備したからこそだと感じています。
「ワーママの退職はもったいない」に惑わされない!本当に納得できる道を選ぼう【まとめ】
「せっかく正社員なのにもったいない」
「退職したら、もう元の仕事には戻れないよ」
ワーママが退職を考えると、こうした言葉をかけられることが多いですよね。
でも、本当に「もったいない」のでしょうか?
確かに、仕事を辞めることで収入が減ったり、キャリアのブランクができたりするデメリットはあります。
しかし、退職することで得られるメリットもたくさんあります。
退職は「もったいない」ではなく「新しい選択肢」
私自身、退職する前は不安もありました。
でも、実際に仕事を辞めてみると、こんな変化を感じました。
- 子どもとの時間が増え、心にゆとりが持てるようになった
- 仕事のストレスから解放され、穏やかに過ごせるようになった
- 在宅でできる仕事を始め、自分のペースで働くことができるようになった
退職したからといって、キャリアが終わるわけではありません。
むしろ、「どんな働き方をするか」を自分で選べるようになります。
退職前に準備しておくべきこと
「退職したいけれど、まだ決断できない…」
そんな場合は、以下のポイントを整理してみると、不安を減らせますよ。
- 生活費をシミュレーションし、無理なくやりくりできるか確認する
- 退職後の収入源(貯蓄、副業、投資など)を考えておく
- 家族と相談し、退職後の生活について意見をすり合わせる
実際に私は、貯蓄を活用しながらやりくりすることを夫と話し合い、退職を決断しました。
また、在宅ワークを始めることで、退職後の収入の不安を軽減する工夫もしました。
退職は「もったいない」ではなく「人生の選択」
退職を考えたとき、周囲から「もったいない」と言われることがあるかもしれません。
でも、一番大切なのは「自分が納得できる道を選ぶこと」です。
仕事を続けるのか、退職して新しい道を選ぶのかは、人それぞれ違います。
大切なのは、「どちらを選んでも後悔しないように、しっかり準備をすること」。
私は退職してよかったと心から思っています。
「もったいない」ではなく、「今の自分にとってベストな選択肢」を考えてみませんか?
この記事が、少しでもお役に立ったら嬉しいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。